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引けにかけ引き締まり、平均株価は176円高と急反発=東京株式市場・18日後場

 18日後場の東京株式市場では、平均株価が前日比176円65銭高の1万1964円16銭と4日ぶりに急反発した。後場寄り付きは上、香港などのアジア株式市場が下げ基調となり、「昼休みのバスケット取引で売り決め優勢」(中堅証券)だったことで、先物売りが先行。現物市場での裁定解消売りを誘発し、指数は急速に伸び悩んだ。ただ、中盤以降はGLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物がしっかりと推移した上、債先売り・株先買いの動きが出て、引けにかけ引き締まる展開。なかで、一部銘柄には「ファンドのクローズに伴う買い戻し」(トレーダー)との指摘もあった。

 市場からは、「現地18日にFOMC(米連邦公開市場委員会)や米大手融機関の決算など重要イベントを控え、基的に動きづらい相場だ。FOMCについては0.75%〜1.25%の利下げが見込まれているが、既に織り込み済みであり、追加的な対応策が出ない限り、反発は難しいだろう。また、ベアー・スターンズの買収額が1株当たり2ドルとなったことで、他の融機関にも追加損失の疑惑が生じており、下値不安は依然として大きい」(準大手証券)との声がかれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1099、値下がり532。出来高は22億6676万株。売買代は2兆3935億円。東京外国為替市場では、1ドル=97円台前半(前日終値は1ドル=97円36銭)で取引されている。

 ドイツ証券が投資判断「Buy」(買い)に引き上げたあいおい<8761.T>や、同じく「Hold」(中立)に引き上げた日興亜<8754.T>をはじめ、損保ジャパン、T&DHD、三住上など保険株が高値圏で推移。三菱UFJ<8306.T>、住友信託<8403.T>、りそなHD、横浜銀、静岡銀、常陽銀など銀行株や、アコム<8572.T>、武富士<8564.T>、イオンクレ、クレセゾンなどノンバンク株にも買いが継続した。王子<3861.T>、日<3893.T>、三菱、大王などパルプ・株も堅調。HOYA<7741.T>、シチズンHD<7762.T>、トプコン、オリンパス、セイコーHDなど精密機株も上値を慕った。クレディスイス証が投資評価「ニュートラル」(中立)に引き上げたJAL<9205.T>や、ANA<9202.T>、国際航HDなど空運セクターも高い。

 個別では、前日にストップ高比例配分となったABILIT<6423.OS> が東証、大証ともに値上がり率トップを維持。ほか、青あすなろ、プレナス、KIMOTOなどは後場一段高となった。

 半面、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>、ガス開など鉱業株が安値圏で停滞。住友鉱<5713.T>、東邦鉛<5707.T>、アサヒプリ、DOWAなど非鉄属も軟調。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、乾汽船、第一中汽など運株や、丸紅<8002.T>、三菱商<8058.T>、住友商、伊藤忠など商社株にも売り物が続いた。個別では、丸三証<8613.T>やサンフロンテ<8934.T>、シンプレクス<4340.T>などがストップ安比例配分。グッドウィル<4723.T>も一時ストップ安に売られたほか、08年10期連結業績予想を下方修正したHISは昨年来安値圏でもみ合った。

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